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セカンドオピニオンを受けるべきかどうか
がんと診断されて、今の主治医のことを信頼しているけれど、セカンドオピニオンを受けても良いのだろうかと悩む方は多いと思います。以下は、その際に知っておくと良いポイントです。
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セカンドオピニオンを受ける目的
セカンドオピニオンを受けることは、もちろん問題ありませんが、まずはその目的を明確にすることが大切です。
例えば、治療方針の確認や、他に考えられる治療法の有無など、自分が何を知りたいのかをはっきりさせておきましょう。
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今の主治医に失礼にならないか
今の主治医がとても優しくて信頼できる方だと、セカンドオピニオンを受けることが失礼にあたるのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、セカンドオピニオンを受ける際には、今の主治医から紹介状が必要です。つまり、主治医に内緒で行くことはできません。
しかし、がんは命に関わる重大な病気です。
複数の医師の意見を聞くことで、より良い治療方針を見つけるために、主治医にセカンドオピニオンを希望する理由を率直に伝えることは、決して失礼ではありません。
信頼できる医師ならば、患者さんの最善を考えて理解してくれるはずです。
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費用についても事前に確認しておく必要がある
セカンドオピニオンはアメリカでは一般的なもので、患者にしっかり向き合う医師は、自らセカンドオピニオンを勧めることもあります。
日本でも、患者さんが自分の意見を伝えることは重要です。
ただし、セカンドオピニオンの費用は保険適用外で、全額自費となります。一般的に50,000円程度かかることもあるので、事前に病院に問い合わせて確認しておくと良いでしょう。
最後に
セカンドオピニオンを受けることで、現在の治療方針に対する新たな視点を得ることができます。
不安や疑問を抱えたままにせず、納得のいく治療を受けるために、遠慮せずにセカンドオピニオンを利用しましょう。